治験による死亡事故は実際にあるのでしょうか?

治験に使用する薬のほとんどはすでに動物実験や様々な家庭を通して、大きな危険を排除してあり、国から認可をもらうために患者や健康な人に投与して、安全性や有効性を確かめるものです。ですから治験で死亡するという例はごく稀です。

しかしながら実際に治験薬副作用によって死亡した例も挙げられているのも確かです。海外のみならず日本でも、ガン患者が治験薬を使って死亡した例が報告されています。

抗がん薬「マツズマブ」(EMD72000)を投与された71歳の肺がん患者の遺族が、病院と製薬会社に訴訟を起こしています。
また、帯状疱疹の治療薬ソリブジンも、治験段階で3人死亡しています。(抗がん剤との併用による)
だだ、もともと抗がん剤は強い副作用がつきものなのも事実です。

治験薬は、できる限りの危険性を排除しているとはいえ、人に使用したことがない薬なわけですから、実際に投与した際にどのような影響が人体に出るのか、副作用が出るのか開発した人たちにもわからないわけです。治験薬で副作用で健康被害が出た場合、もしくは死亡した際に補償されるガイドラインはありますが、最悪の事態は避けたいものです。

もし少しでも不安がある場合は治験に参加しないことが最善でしょう。もしくはしっかりと事前説明を聞いて不安を取り除き、ちゃんと理解できるように質問しましょう。

ただ、健康な人が治験モニターなどに参加する場合は、ガン患者が未承認の抗がん剤などを使用するのとは、リスクもまったく違います。
自分で選んで参加するわけですから、リスクの少なそうなものを選択するといいでしょう。

※追記

2016年1月、フランスで死亡事故が発生しています。→フランスの治験で深刻な事故「一人が脳死→死亡」

不安な方は、人間に安全かどうかを試すフェーズ1の試験には参加せずに、ジェネリックなどの試験を選んだ方がいいでしょう。

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